「相棒」は、プレシーズンの時から見てます｡
映画本編より、メイキングをはじめとした3枚ものDVDが見たくて購入。

映画版は詰め込みすぎたのかな？
確かに、ドラマよりスピード感とスケール感はあったけど、
スペシャル枠でドラマでやっても良いのでは？とも･･･。

相棒ファンとしては微妙な気持ちですが。
映画化は、薫ちゃん卒業に対するはなむけ･･･といったところでしょうね。

豪華版の3枚のDVDは、本編より何倍も長いので、見るの大変でした 。
主演のお二人は勿論、トリオ捜一をはじめ、キャストやスタッフの
インタビューもあるので、相棒ファンには嬉しい内容ではないでしょうか。

本編の映画ディスク1枚
特典ディスクが3枚
特典ディスクの中身は1枚が映画のメイキング（二時間分くらいあります）
1枚が作品出演者のインタビュー（これで一時間分）
1枚が舞台挨拶、凱旋挨拶やイベント、CMが収められてました（これも一時間くらいかな）
特に撮影時のメイキングディスクは興味深々でみてました
あのシーンがこういう風に取られていたのかとすごく楽しいです。
（裏方仕事見るのすごい好きなので）
ディープな一枚でした。
その他のインタビューや舞台挨拶等のディスクも見ごたえありました
ファンなら絶対買いだと思います。
オススメ！

映画は劇場で見ましたが、映像特典が見たくて購入。
作品自体はあくまでドラマの延長にあるといった感じでしょうか。
アクションや規模は大きくなってはいるが、あくまで相棒の世界観。
ストーリーは尺の関係で少し走った感があるものの、事件そのものより世間に問題提起するのが相棒スタイル。
右京と対する被疑者の演技も素晴らしい。

特典映像は、お腹いっぱいの内容。
イベント模様や、インタビューはファンにとっては凄く嬉しい。
ドラマでは見られないオフショットが盛り込まれていたのが、楽しかった。
ただ、ファンでない人が見ると内輪ウケ感がある特典かとは思いました。

なんだかんだ言っても所詮テレビドラマレベルだと思います。正直もう一回観たいとは思いません。テレビシリーズも一度も観た事がありません。観たいとも思いませんが。キャラクターがあまりに平板で魅力がなさ過ぎます。こんな低レベルな作品がブームになってしまう程今の日本映画は世界から立ち遅れているという事だと思います。アクションシーンがとにかく下手すぎる。加えて脚本がガキの戯言の様です。メッセージの為の映画なんて最低です。そして人間が全く描けていない。映画ならではの匂い立つ様な品格やダイナミズムというものが皆無なのである。残念ながら香港映画や韓国映画には到底及びもつかない。すべてにおいてお粗末な出来です。

　ファンがアピールし続けて漸くDVD化が実現した程、派手なプロモーションなど無縁だった「相棒」。まさか、初回限定盤が出るとは！びっくりである。どれほど盛り上がったのか興味があったので、メイキングや舞台挨拶も含む豪華盤を購入。

　「脚本も俳優の技量も素晴らしいが、美形の若手俳優は誰も出てこない」と言われてきたが、今回は、ちゃんとヒロインが居る。本仮屋ユイカ。少女っぽさが残る可愛い雰囲気で、鍵になる役を好演。

　今までの物語のつながりもあり、多彩な登場人物には皆それぞれ思い入れがある。ファン全員を納得させるのは中々難しいと思われたが、何とか全員を網羅している。窓際に追いやられた2人を、国際舞台まで羽ばたかせる物語は、やはり見事であると思う。国際紛争、犯罪被害者、政治… 決して楽しくはない、シリアスな物語でありながら、上期No.1を獲得して見せ、「相棒ブーム」のクライマックスとなった。

　静かなシーンも多い「相棒」だが、念願の映画との事で、スクリーン映えする大掛かりなシーンが印象的。数千人のファン・エキストラに支えられ、マラソン大会もドキュメントさながら。爆破シーンは、寺脇さんをして「豊さんがミディアム・レアになったのではないか？」と心配するほど。実際、ホントに焦げそうなくらい熱かったそうである。

　「動」の前半から一転、後半は精神的・思想的なシーンへと移って行く。派手なストーリーだと思われがちだが、結末は、意外と「感動系」である。

　「世の中は、こうあって欲しい」という願いのようにも思えるラスト…。テーマは多分「Change the World」であろう。