このゲームは、方向キーで「前進・後退・左右への旋回」、
LRボタンで「左右への平行移動」をする…という、
いわゆるひとつの「DOOM系」と同じ操作系となってます。
PSの「DOOM系ゲーム」に慣れている方なら、割とすんなり
このゲームに慣れることが出来ますし、そうでない方も、
このゲームの操作に慣れる事で、「DOOM」「ディスラプター」
「西暦1999 ファラオの復活」などのゲームの操作を
それほど苦労も無く覚えることが出来るでしょう。
■■■このゲームの長所・特色■■■
●壁や天井に張り付くことが出来る
・一部の壁を除いた、ほとんどの壁や天井に張り付いて、
敵の攻撃の及ばない場所から攻撃する事が出来ること。
また、ステージも、その「張り付き」を生かしたものが多く、
立体的な戦略でゲームをする事が出来ます。
●ボスの攻撃が個性的。
・ステージボスの攻撃がかなり個性的で、ただ旋回していれば
勝てる…という生易しいものではないのが良いところです。
■■■このゲームの残念なところ■■■
●ステージ数が少ない。
・ステージが10ステージ程しかなく、やや物足りないです。
ステージ自体はそこそこの長さではあるのですが、それでも
10ステージ程だと、あっさりクリア出来てしまうところが…。
1ステージの長さは短くても良いので、せめて
25ステージぐらいは欲しかった気がします。
●武器の種類が少ない。
・プレイヤーの武器は、バルカンとホーミングミサイル、
あとは、回数制限アリのボム…のみです。
近接用の武器や、貫通する武器…など、もっと
個性的な武器があってもバチは当たらない気がします。
・まぁ、その武器の少なさを「シンプルさ」と捉えて、
この手のアクションの初心者にも入りやすくする…という点では
こういうのも悪くは無いのでしょうけれども…。
●基本的に、敵を倒すだけ。
・時間制限のある無し以外は、基本的に、ターゲットを破壊し、
先に進んでいく…っていうゲームです。
キーアイテムを集めるとか、スイッチを押す、
シークレットルームを探す…などの、DOOM系のような楽しみは
ありません。このゲームはあくまでアクションゲームです。
●コンティニュー周りの不親切さ。
・このゲーム、プレイヤーが倒されると、問答無用で
タイトル画面に戻されます。
ステージセレクトで、今までにプレイしたステージを
やり直す事は出来ますが、ゲームオーバーならゲームオーバーで
「この面をやり直す」みたいなメニューが無いものか、と。
…。
……。
………。
とりあえず、このゲームをクリアしたら、「DOOM」「ディスラプター」
「西暦1999 ファラオの復活」などの洋ゲーにチャレンジするのも
面白いかもしれません。操作は似ているので。
難易度は少々高いですが、慣れればできると思いますし、かって一時間でクリアできるようなゲームではないので、やりごたえありすぎです。