各キャラの詳細（特に念能力）が載っているのはもちろん嬉しいですが、作中未登場のアルカ・ゾルディックが男とされていたり、ネテロの年齢に腑に落ちないところがあったりと作品世界との微妙な誤謬が見られます。
作品の裏設定などについて考察したい人にとっては参考程度にとどめておく方がよいでしょう。

ハンター×ハンターのキャラクターのプロフィール
などが詳しく書かれています。
ストーリー紹介はは王誕生までの内容が載っています。
不満なのがカラーイラストが少なかったことです。

さすがＨ×Ｈ公式ガイドといえるファン必携の本です。
キメラアント・ＮＧＬ編のナックルとシュート対決までのストーリーに添って作られています。
それまでに出会ったサブキャラや、主要メンバーの家系図、知られざるレオリオの念能力の系統（強化系じゃなかったんだ）まで、しっかり？これからのストーリーがもっと楽しめるよう記載されています。
それから、ファンレターやアンケート結果のコーナーまであり、ファンのために作られた、満足のいく内容です。
大きさや厚さは、コミックサイズで、銀色のハードカバーがかっこいい。

個人的にはこれまで念能力の系統が不明だった
幻影旅団メンバー（フィンクスやフェイタン）や
ゾルディック家（シルバやミルキ、カルト）の念能力系統が
判明し、スッキリしたのが嬉しい。
他にもこれまでの戦歴や各人の念能力などの紹介も記載されて
おり、ハンター×ハンターの世界観を広げるのに一役買っている。

そしてその世界観も詳細に載っており、まさにハンタ好き必読の書
となっていると言えるだろう。
これで本編の理解できなかった部分も判るはずだ。

コアなファン以外買わないで良いでしょう。
普通のファンは懐かしいだけですから。
新しい発見があったりとか物語上の謎が解けるとか。
そういうのは一切無いです。
今までのデータをただ単に纏めただけの本。
それ以外の価値もそれ以下の価値も無い。

「新しい発見が無い」

一言で言うとこれに尽きます。

☆三つ。