インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

三略 (中公文庫BIBLIO S)

価格: ¥760
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
Amazon.co.jpで確認
バランスが大事なんですね。 ★★★★☆
漢文を入れて欲しかった。これはと思った文は暗記できる量なんで特にそう思いました。
訳もこなれており読みやすく、本自身も薄く、常に携帯してます。
時代に関係ない内容ですのでお勧めします。
悲しいかな中国の古典は、なぜそこで止まってしまったかです。
なぜ「君主論」「戦争論」まで行けなかったのか、やはり思想と哲学は違うのでしょうか。
哲学があったヨーロッパ人の方が、後年より深く多方面に渡って深層にせまった事実はなんなんでしょうか。
確かに良く絞られた内容なんですが、この本だけでなく多くの中国古典から後年誰かより深層に迫った大著を書けなかったのか。
なにが足らないのでしょうか、いや底が逆に深く底が無く自然体で生きろと悟ったから・・やはり文化でしょうか。
六韜とセットにしてこそ味わいがありそう ★★★★★
三略の内容は、張良が黄石公から授かったという派手な伝説に反して
案外地味で、また、一部六韜と重複してる箇所もあることから
兵書というより帝王学全般の基礎を述べた"六韜の入門書"といった感がある。

構成は読み下し文→訳文の順番で繰り返されたもので、原文はない。
古代リーダーシップ論として読むと、意外に味が出る ★★★★☆
 三略とは、支那大陸に伝わる兵法書の一つである。とにかく簡潔で、人徳・治世・戦略などに重きを置く、非常に特異な兵法書である。

 私の語句で説明すると、上略は戦争に勝つための諸条件、中略は徳により政権を維持する方策、下略は政権維持のための人の使い方を述べているといったところか。従って、解説者兵頭氏のいう「テイスト」としては同じ武経七書に数えられる『孫子』などとは全く異なるものである。我々はこれを現代風に解釈して組織論・リーダーシップ論として読めば良いのではないだろうか。

 余りの薄さに驚くが、この本の場合、兵頭氏による『三略』成立や本邦での扱いの解説部分に300円の価値を見いだすことにしよう。
驚きの白さ ★★★☆☆
123ページだが、本編は103ページまで(123ページの薄さはお手持ちの本でご確認を)。本編部分は上下左右、および行間が文庫本でこれまで見たことがないほど「白い」(ケータイ小説にせまる白さ)。
岩波とは異なり書き下し+訳文のみの構成(原文なし)。
奥付を見ると87年訳本のようだが、訳文もかなり微妙。
岩波で出すなら原文もつけて六韜もセットで半値といったところか。
《成功哲学》を補完するもの。 ★★★★★
アメリカの《成功哲学》は確かに素晴らしいが、一つだけ欠けているものがある。それは、人間に対する《洞察》、特に、人間の悪に対する《洞察》である。その点に関して言えば、やはり中国の古典は素晴らしい。人間の悪に対する深い《理解》と、悪に対する《対処法》が、実に簡潔に描かれている。アメリカの《成功哲学》を補完するものとして、中国の《古典》をオススメします。本書も、時代を越えた素晴らしい名著です。