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赤毛のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 1)

価格: ¥864
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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名訳だと思いますが・・・ ★★★★☆
掛川氏の訳は特に会話の訳し方が生き生きとしていて、大変素晴らしいと思います。唯、瑕疵と表現する事が可能と思われる部分が極僅かあったように思われます。

まず、いわゆる日本語の誤用です。
この巻にはありませんでしたが、氏が訳した続編では、雨模様という言葉が雨が降っている状態を形容するのに使われていました。この言葉は雨の降りそうな様子を形容する物です。また、「デイビーが鬨の声を上げて入ってきた。」という表現がありました。鬨の声とは大勢の人間が一度に上げる声のことです。他の訳者の方は単に「大きな声」と訳されておりました。この作品を小学生が読む事が多いだろう事を考えると、正しい国語の使用には神経質な程、気を使って頂けたらなと思います。

次にファッション用語とキルティング関連のカタカナ用語の多用です。これらの言葉は国語辞典にはほとんど載っておりません。調べるには、インターネットを使ったり、ファッション事典、キルティングの本を用意したりといった事をせねばなりません。特に、キルティングに関しては他の訳者の方達が国語辞典で調べられるような言葉で平易に訳していらしゃるのに、カタカナ用語一言でお済ましになるのはどうかなと感じる時がありました。赤毛のアンの読者は多くが小学生だと思います。最近の小学生というのはそうした用語に精通しているのでしょうか?高校生、大学生なら解りますが・・・・。
このように広く読まれる本は出来るだけ大勢の人間が解るように訳して頂きたいなと思います。もし、訳す上で、専門用語以外に国語に適当な表現が存在しないとお考えになるならば、注釈を施して頂けると、読ませて頂く者と致しましては、大変有り難いです。

色々、批判がましい事をつらつらと書き連ねてしまいましたが、最初に申しました通りに総合的に見れば、掛川氏の訳は赤毛のアンという作品の魅力を余す所無く、伝えていて、大変素晴らしい名訳だと思います。掛川氏の訳された「赤毛のアン」に出会えて、本当に良かったと思います。
英語でも読もう ★★★★★
孤児のアンが、マシューとマリラとともに成長するどたばた喜劇。
カナダの自然の風景、個性ある登場人物、心温まる物語。
少女が、自立心を持って、生きていこうという積極的な姿勢が心強い。

マシュー、マリラ、リンド、ダイアナのおばさんなど、アンの影響を受けて、大人も成長していくことが、
この作品の大事なところだということに気が付いたのは、大人になってからかもしれません。

あしながおじさん、少女バレアナ(ポリアンナ)、小公女などとともに、少女文学の最高傑作だと思われます。
その中で、子供の成長に伴って、親も成長していくことが分かるお話です。

ps.
原文はWEBにあがっています。ダウンロードして英語で読むことができます。
また、講談社から文庫でも英文が出ています。
ただし、赤毛のアンの1冊目の後半は、絶版になっているので、復刊ドットCOMで再販を要請中です。

翻訳の善し悪しは、読み比べたことがないのでわかりません。
文化の変換は、時代によって違う可能性があるので、ある期間が過ぎたら翻訳し直すことも意味があると思われます。

原文の朗読も、WEBにあがっています。
URLは、講談社の赤毛のアンの原文の文庫のReviewに書いておきました。
原文を見ながら朗読をipodで聞いています。
大人になって☆ ★★★★★
子供の頃から大好きだった物語のひとつ『赤毛のアン』シリーズ。

子供の頃は、アンがとんでもないことをしてマリラに怒られて、アンがいなくなってからマリラがクスクス笑うという描写が「なんで、ここで笑うの?」と、わからなかった。

でも^^!大人になって読み返してみたら、マリラが笑いをこらえてアンを躾、でも、アンのやったことがとんでもなく面白くて笑ってしまう気持ちがわかりました。「この子は面白い」とただ笑いたいところを、保護者として躾をしないとならない(笑)。

また、マシューの言葉少なな温かさ、読み返してみてさらに温かさをじわーっと感じました。

この文庫のシリーズ全10冊を読みました。
訳がさらに読みやすく、大人になっていくアンとギルバートの恋愛・家庭も素晴らしいので、必見!
村岡先生の訳より現代的 ★★★★★
村岡花子さんが翻訳された「赤毛のアン」は子供の頃から、
何回、読み返したかわからないくらい読み込んできました。
その後、色々な方の翻訳版を読み比べています。
掛川恭子さんの訳は、現代の風物をふまえて訳してあるのがいい!

昔、読んだ時に、どんなものか想像できなかった風物・・・
例えば、「ふくらんだ袖」です。
これが、「パフスリーブ」と訳されている。
パフスリーブといわれると、どういう袖の洋服か想像できる。

そういうわけで、今の少女達にお勧めするとすれば、
掛川さんの訳の方がわかりやすいんじゃないかと思います。

はずかしいです ★★★★★
私、この名作を知らないで大人になってしまいました。
ふと店頭で手に取ってる人を見て私も読みたくなってつい買いました。

アンと一緒に私も泣き笑い成長しました。

もしも読んだことのない方やしばらく読んでない方には一度手にとってもらいたいと心から思いました。