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ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ スタンダード・エディション [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: ポニーキャニオン
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ハッピーエンド ★★★★★
正直者は損をする。嫌な言葉です。
騙すなら騙された方がまし。気持ちはわかるけど、やはり騙されるのは嫌。
『ライアーゲーム』は、出題されるゲームをいかにロジックで突破するかということに、目を奪われてしまいます。
しかし、何をねらいに引き起こされたものなのか、実は一番気にかかるところです。このファイナルを観て、その観劇者心理に気づかされました。
ラストゲームで起こった事実に、果たしてそのようなことが起こるかどうか、賭けをしていた主催者たちも、もうこれでライアーゲームを主催することができなくなる。これで一件落着。ある意味、物語はエンド。
しかし、エンドロールの後も観るべき価値が非常にあります。ここに本当の答えがあったように思います。
テレビシリーズのファイナル・ステージ ★★★★☆
甲斐谷忍さんの同名漫画を原作として
2007年にシーズン1、2009年にシーズン2がテレビ放送されたライアーゲーム。
このシリーズは、騙し合いによる金の争奪戦を、参加者である
正直な女子大生神崎直、天才詐欺師だった秋山深一の活躍を中心に
独特の世界観で描いたドラマでした。

この映画は、そのシリーズの完結編という位置づけです。
主催者側から今回のゲーム「エデンの園」が説明され
そのルールに基づき 11名の参加者が騙し合いを展開します。

ルールは、いかに各人の投票行動を誘発するかという心理戦で
シーズン1の「少数決」に近い感じでしょうか。
投票回数13回は長いとも思いましたが、各回にドラマがあり最後まで楽しめました。

特に、期待された退廃的な世界、その世界に引き込む音楽、
キャラが立った演技など、ドラマのいい部分はそのままです。

あえて細かい点に難を言うとすれば、
・テレビで重要人物だった、ヨコヤの関与が中途半端なこと
・特定ドラマのイメージが強い、松村雄基さんがミスキャスト
というところでしょうか。

それでも、全体としてはファイナル・ステージを冠するにふさわしい映画であり
テレビシリーズを観ていた方には必見の作品だと思います。
良かった ★★★★★
ある登場人物が、どーやって参加できたか今一つ不明だけど、かなり面白かったです。
予想外の傑作 ★★★★☆
シーズン1は最終回を除き、素晴らしい出来でしたが、シーズン2は
やや狙いすぎというか、空回りしている印象がありました。
映画はさほど期待せず、見届けるつもりで観にいきましたが、良い意味
で期待を裏切られ、予想外の傑作でした。
あえてお金を払って映画で観るほどでもないとの声もありましたが、
少なくとも、テレビシリーズをある程度楽しめた方なら強くお薦めでき
る作品です。
映像はさほど凝っていないので、DVDでも良いかもしれませんが、
サウンドがなかなか聴き応えがあるので、個人的にはブルーレイの方が
迫力があって良いと思います。
シリーズ集大成として最高の出来 ★★★★★
TVシリーズの人物の背景など多少は知っておいた方が良いとは思いますが、未見でも大丈夫。十分楽しめると思います。
本作の魅力は、上映時間2時間強の間、観客をひきつけまくるテンポのよさ。登場人物や舞台設定の説明が一切なく、いきなり対決に入るオープニングから、緊張感たっぷり。こういうゲーム映画は、序盤が不条理なほど目が離せなくなるというのもあります。

金銀赤のリンゴのうち、すべての参加者が赤に投票すれば全員が儲けられるというルールなのに、当然抜け駆けして独り勝ちを狙うやつが出る。(苦笑)
参加者の性格を冷静に観察し、行動を予測し、心の動きについて解説を加える秋山のキャラはここでもクールでニヒル。人間の本質を突く彼の考察は一般論としても十分に楽しめます。もし有名スターを起用すれば、そのままハリウッド映画として十分に通用する出来だと思います。
人の考えそうなことを察し、あるいは誘導する。「ライアー=嘘つき=口八丁の騙し」の部分もさることながら、信じられる味方をいかに増やすというかけ引き。相手を「説得」させる方法、話術も面白い。

構成は、トリックとその種明かしの繰り返し。13回全てにドラマがあり、後半でのネタ切れの心配をよそに最後まで一切手が緩むことはありませんでした。なので、先が読める部分もあるのですが、わかっていても面白いし、ひとつひとつのシーンにしっかりとした意味付けがあるので、納得しながら自分がゲームに参加して謎解きをしているような臨場感があり、伏線が回収されていくのは快感です。この熾烈などんでん返しの連続を考えるため、脚本家チームは随分頭をひねったことでしょう。

エンドロール後におまけ映像があります。このおまけが、本編中に張られた伏線の最後の回収となりますし、「えっ」と思わせて暖かな空気を漂わす、ある意味秀逸なものでした。