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ラーゼフォン 多元変奏曲 初回限定版 [DVD]

価格: ¥4,650
カテゴリ: DVD
ブランド: メディアファクトリー
Amazon.co.jpで確認
編集うますぎるだろ・・・常識的に考えて・・・ ★★★★★
TV版の流れを踏襲しつつ、キャラの立ち位置を変える
雰囲気を引き継ぎつつ、限られた尺の中で物語を再構成する
これは簡単な事ではありません
この作品を観るのは、主に本編(TV版)が大〜好きな人たちです
つまり、本編に十分満足したファンを相手にするわけですから、
下手な改変をして本編の雰囲気を壊せば、当然批判は免れません
そこまでいかなくとも、何かが違う、というだけで批判されかねない

さて、本作品は、TV版ラーゼフォンを『遙と綾人の恋物語』として
テーマを絞り編集されたもの・・・調律はうまくいったのでしょうか

・・・あの日、夕日が差し込む教室で、少女と少年が抱いた恋心
このままいつまでも続くかに思われた幸せな時間
ですが、ある事件をキッカケに少女は少年と引き裂かれます

少女は少年をいつまでも忘れられないまま、ただ日々を過ごします
いつしか少女は大人になり、当時の面影もわずかに残すばかり

そしてあるとき、彼女は知りました
大好きだった少年が、自分の愛した少年が、今でも忘れられない少年が
当時と同じあの街で、今でも元気に暮らしていることを
少女と別れたあのときと、ほとんど変わらぬ姿のままで・・・

少年のいる世界と少女のいる世界とでは、時間の流れる速さが違います
少女は少年と同じ時間を過ごすことができなかったのです

彼女は少年と再会し、知りました
あの日、少年が自分に向けてくれていた想い・・・
その想いを、今でも彼があの日と変わらず抱いてくれていることを

でも彼女は、今の自分がかつて少年が愛してくれた自分では
ないことを自覚しています、ただ心だけが当時のまま・・・
本当のことを伝えたい気持ち、それがもたらす結果への不安と恐れ
彼女は少年に本当のことを伝えられません
ただ彼への想いを抱きつつ、少年のすぐ側で、彼を見つめながら過ごします

そして少年は気づきます、彼女がかつて愛した少女であることに
彼女の想いは少年に届き、二人は再びあの日の二人に戻ります
ですが運命は再び二人を引き裂き、別れのときが迫ります・・・

と、ここが本作中でも一番の名シーンですね
遙『私は神名君と一緒に大人になりたかった!!!!!』
あの日からこれまで、ずっと抱き続けてきた綾人への想い
運命に翻弄された彼女の偽らざる本音が爆発するシーン
いやいや・・・本当に美しいラブストーリーですよ・・・切ない・・・

本作ではキャラ同士の関係性が整理され、ストーリーも単純化され、
テーマも絞られた分、TV版よりもかなりわかりやすい物語になっています
そうでありながら、残すべきモノはキチンと残されているので、
TV本編をかなりいじっているにも関わらず、別物にはなっていません
かなりキレイに作品の再構築がなされた傑作だと思います

蛇足
個人的には、TV版のラストシーンの方が好き
変わらぬ想いとせつなさを残して ★★★★★
劇場版・多元変奏曲においては、
SFとかロボットとかは調味料に過ぎません。
明らかに、総集編ではなく、「変奏曲」です。

メインにあるのは人の想い、それも無垢でひたむきな想い。

極上の音楽と、美しい夕日や青い空の景色。
それと共にある、その時期その時期のせつなさの物語なのです。

深く考えず、感性のままに音と映像に浸ってください。
きっと心地よいひとときを過ごせることでしょう。

雪の舞い散る帰り道、つないだ指先のあたたかさ。
夏の昼下がり、カロンと響くラムネ玉の冷たい響き。
未来永劫、なつかしい景色。

信じていたいものがあるなら…きっと心の琴線に響くことでしょう。
京田知己作品 ★★★★☆
この作品はテレビ版と比較するよりも、「エウレカセブン」で人気を博した京田知己監督の作品としてみたほうが、アニメファンにはわかりやすいかもしれません。
「エウレカセブン」で多くのファンの涙を誘ったレントン&エウレカ(アニモネ&ドミニク)の”わかれと出会いのドラマ”のひな形が、この「多元変奏曲」にあるような気がします。

アニメ的な(よくわからんw)設定に振り回されずに、綾人と遥のドラマに気を絞ってみれば、めっちゃ感動させてくれるはずです。おすすめです。
予算のせいだけじゃないよね・・・ ★★☆☆☆
TVシリーズの方が出来がいいです。
特に追加・改変された部分の脚本が酷い・・・

ついでに言うとTVシリーズ見てないとストーリーが全く把握できません。
かと言ってTVシリーズの後にこれ見ても落胆するだけですが。
もう一度テレビ版から見直してみました! ★★★★☆
テレビ版だと、かなり??って部分も多かったのですが、
こちらでは、テレビ版の映像をほとんど使っているにもかかわらず、
ストーリー的に少し違う(遥の存在、久遠の様子、ラストの部分など)ところもあるのですが)、わかりやすく仕上がっていました!
それに、こっちの方が主人公の出生と世界の調律の部分で説得力があった気がします。
「思い出こそ、真実」っていうラストが説得力があって、泣けます!