乙女ゲー初心者でコルダシリーズを通してプレイしてきて3にも手をのばしました。

他の乙女ゲーをプレイした事がないので偏った意見になりますが
これまでのコルダと違い乙女ゲーをプレイしているというより
終始、熱血青春物のアニメを見ている様な感覚におそわれました。
主人公の相棒と言っても過言ではない幼なじみのキャラクターや
物語のノリが少年漫画的でストーリの掛け合いも軽いです。

これまでのコルダを前提とするとありえない感じの登場人物達に
プレイ前は不安だったのですが逆にそこが新鮮で楽しめました。
ただ、レビューを読んだりして散々不満点を把握していたため
はじめから期待が低かったからこそ楽しめた部分もあります。

しかし、これからコルダをはじめてみようという方には
非常に取っ付きやすくて良いと思います。

別作品というならもっと楽しめたはず…
音楽が主題じゃなくなっているような感じ。

ゲームでまでコンクールで負かした相手のことなんて考えたくない、
とか、
音楽家が人殴ったり殴られたりしてんのに『暴力はよくない』とか、寝言言ってないで指の心配して!
とか、
そもそもこんな人が絶対に十代なんてあり得ない、
とか、
妖精が活躍していた前作には感じなかった、悪い意味でのツクリモノ感がどうやっても拭い去れないです。

声優さんが巧妙なだけに本当に残念。
声優さんの実力だけは本当に感嘆ものだったのですが…

オケ部の選抜メンバーとコンクール全国大会優勝を目指しながら恋も頑張る乙女ゲーです。
無印・2と比べると、青春!といった感じで近寄りやすい雰囲気でした。難易度も易しくなっているように感じました。
攻略対象キャラも12人と前作より増えていて、それぞれキャラ付けがしっかりしてあって魅力的です。
ただ攻略対象キャラが多いせいか、個別シナリオが薄いキャラがいて攻略するのが退屈になることが…。それ以外のシナリオはとても楽しかったし、ときめきましたが。やはりシナリオは軸と言える部分ですし、薄ければ飽きも早く来てしまいます。
期待しすぎなければ普通に楽しめる乙女ゲーじゃないでしょうか。

コルダシリーズは食わず嫌いでしたのでこちらが初プレイ。
他の乙女ゲームに比べ、糖度は低い感じですが、絵もキレイですし、ストーリーも良いのでは。
ただ、フルボイスでないのとキャラによってイベントやスチルが少ないのが残念かなぁ。

総合的には大満足です

前作までの金色のコルダはとてもゆったりと進み音楽に真剣に向き合うというものでしたが、今回は音楽に真剣に向き合いながらもひたすら上を目指します。前作と比較し一部非難的な意見もあるようですが、私はとても良作だと感じました。音楽を愛する人々が誰よりも上手くなりたい上を目指したいと切磋琢磨する姿は素直に好感が持てます。(勿論音楽を楽しむという心も必要ですが)

ゲーム的には特に大会での音ゲー機能がとても気に入りました。前作までは練習は良いのだけど演奏シーンではあまり演奏に関わってない感というか、肝心の舞台で疎外感を何時も感じてました。音ゲー要素を取り入れたことで今回はそれが無い。最後まで“やった”感があってとてもすっきりしました!

ただ…あのアニメーションは如何なものかと…コーエーさん遥かで懲りたと思ってたのに…まぁ、それもコーエークオリティ?お約束って事で。

あと皆さんが仰る通りキャラ設定がテニプ〇に激似です。手〇に跡〇に忍〇に…兎に角似てます笑わされました。(勿論そうじゃないキャラも居ますが)でも私はテニプ〇好きですからその辺は全然受け入れられました。コルダ好きでテニプ〇好きなら買って後悔はしないと思います。