海にゴミばっか捨てる人間に怒りを覚えたイカ娘が人類侵略を目指しいざ丘へ。

丘へ上がったイカ娘の目に留まったのは『海の家れもん』。

この海の家れもんの住人達とイカ娘を中心に話は展開される。

人類侵略を企てながらも子供たちに好かれ、挙句の果てには海の家れもんでせっせと働いたりもする。

気付けばすかっり人間と馴染んでいるイカ娘を見ていると、

何時になるかもわからない彼女の野望である『人類侵略』を応援したくなりました。

きっとケロロ軍曹と肩を並べる、侵略者が主人公の漫画でしょう。ほんわりと、そしてクスリと笑える癒し系。この作品のお陰でチャンピオンを読む楽しみが更に増えたデス

やはり主役のイカ娘の設定がいいですね。
イカならではのアクションが満載で面白いです。
さらにイカ娘のキャラもまっすぐだったり素直だったり少し不穏な感じだったり…で
まったくもって退屈させません。
また、面白いと思うのがイカ娘は精神的にも身体的にも人間とは違う仕組みをしているようで、
読んでいて一つひとつの行動に目が離せないということです。
イカ娘の周りの人々も個性的で、主役に負けないくらい愛らしいと思います。
この巻は登場人物の出会いから少し落ち着いた所までがもれなく描写されていて
まとまりがいいです。

・女の子が可愛い
・語尾が〜ゲソ

たったこれだけで大してストーリーがあるわけではありませんし、
他の漫画に比べてどこがどう優れているとかはないと思います。
むしろイカ娘がかわいくなかったり語尾にゲソがなければ
かなりつまらない部類の漫画にまで落ちぶれるでしょう。

でもなぜか強烈なインパクトがあります。
なぜか〜ゲソというのがツボにはまって最初に存在を知ってから
１週間はことあるごとに〜ゲソが脳内再生されてしまいました。

イカ娘という存在だけでこんなに作品に華が出てくるかと妙に感心してしまった漫画です。

いつまでも時間稼ぎをするアクションや萌え絵でドロドロの恋愛劇のような漫画ばっかりで、自分の求める漫画が無かったのですが、こんな漫画があっただなんて。
みなさんが言う通り、おおらかに笑える漫画です。

みなみけなどが好きな方は是非