【戦う理由】人間(エインフェリア)の悲劇を、丁寧に描いていないからだと思います。

ディパン公国が、神々に対し【戦う理由】として、神の兵として道具のように扱われる人間の不条理で、悲劇的な死。その負の連鎖を断ち切る事が目的なのです。

【戦う理由】であるはずの人の死。その悲劇を描かないものだから、彼らがどんなに声高に叫ぼうと、全く共感を覚えず、仲間のエインフェリアにも魅力を感じません。

前作は、【戦う理由】である。生前のエインフェリアの物語を丁寧に描いていました。やっぱり、生きていた頃のエインフェリアを知っているのと、知らないのとでは、共感というか愛着が違いますよね?

前作より薄っぺらく、手抜きのように思えるのはこのためです。

もう一度、作り直して欲しい残念なゲーム。

自分も、前作のファンで、あまりの酷評から尻込みしてましたが、やってみてよかったです。

グラフィック、音楽と素晴らしかったです。

賛否両論のあるストーリーですが、メインキャラの魅力がしっかりしててよかったです。

戦闘は、敵にもダッシュがあり、積極的に連係を駆使すれば、より戦術的で緊張感のあるものに出来たかもしれません。

シルメリアは、戦闘での活躍こそ少ないですが、しっかりと彼女の側面を描けてると思います。

ついでに、アーリィの側面も覗けますし。

タイトルに嘘偽りはないと思います。

エインフェリアは、今作では、必要なかったかもしれません。無理に登場させたため、マイナスに作用したと感じます(技、ボイスの使い回しなど)。

扱いに苦慮しているのがわかります。

システムよりストーリー重視の方なら楽しめると思います。

星が4つなのは、エインフェリアの扱い、スキル習得の手間が面倒なのと、戦闘で敵の動きに迫力がないと感じるためです。

前作の良さは認めざるを得ないことは誰もが納得すると思うのだが、
今作には今作の良さがある。前作には無い魅力も多くある。
戦闘で部位破壊する爽快感や移動による戦術の広がりなど
慣れてしまった後でも手応えがある戦闘であると感じた。
グラフィックもPS2の限界レベルと言えるほどに実に美麗で、
作品の世界観を上手に演出している。

前作と共通して言えることだが、音楽がめちゃんこかっこいい。
かっこいい音楽だけでなく落ち着くものも多いのでサントラ買った。
前作との比較レビューはあまり当てにならないと思う。
作品単体として認識した上でご購入いただき、存分に楽しまれるとよい。

前作との関連性は考えない。
エインフェリアはキャラクターというよりアイテム。
暗い世界観に心が折れない。

上記を踏まえてやると楽しいです。
主要キャラクターは個性的で(癖は強いですが)魅力的です。
アリーシャの性格が嫌いでないなら、楽しめると思いますよ。
逆に『いかにも可愛い女の子』が苦手だとダメかもしれませんが＾＾；

エインフェリアは最初に書いた通り、アイテム扱いです。
もっと言えば使い捨て。
個々に性格らしい性格はなく、声も台詞も複数のキャラで使い回しです。
職業毎に能力に大きな違いもありません。
なので、エインフェリアを選ぶ時は完全にビジュアルの趣味で
全く問題ありません。
皆、同じ声で同じ台詞のキャラばかりになる可能性もありますが･･･＾＾；
前作のエインフェリアが個性的でドラマがあるだけに、それを期待して
今作をやるとガッカリしてしまいます。
本編にも全く関わって来ませんし。
せっかく前作でエインフェリアが良かっただけに、残念でした。

本編は終始、重苦しくて悲しいお話です。
でもその反動か、セラフィックゲートが凄い事になっています(笑)。
本編で心が折れそうになっても、諦めずにクリアして下さい。

そして何より、今作のメインは戦闘です。
戦闘が本当に面白いです。
グラフィックは今見ても美しいと思いますし、音楽も心地良くて素敵です。
いっそ本編には期待せず、こういう部分に注目してやると楽しめますよ＾＾*

これってラストアリーシャの体に3女神が融合してvp1のレナスは死ぬって事ですよね、。
勿論シルメリアやアーリー、アリーシャも
vp1で創造主になってhappyendで終わったのに
この結末は酷くないですか?
それはレザードを止める為でももう少し考えたら死ぬ人間が少ない終わりができたんじゃないかと
一番の被害者はレナスだと、アリーシャじゃなくてね( '∀`)笑
レナスが好きな私はこのedは嫌ですね〜〜(笑)