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算数は「図」で考えればグングン伸びる!―中学受験で驚異の合格実績

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 大和出版
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予習シリーズを使っている人には必携では? ★★★★★
算数の文章題を「わける」「そろえる」「ひろげる」という三つの考え方、具体的な解き方としては線分図や面積図などでとにかく「図」で解くことに徹した本です。中学受験の文章題は筆者の言うように「この問題はこう解く」となりがちですが、この本は算数の本質のようなものをしっかりと説明していると思います。
筆者は素朴にこんな問いをします。
「『14÷3=4あまり2』とはどんな意味ですか?」もちろん単なる計算の答ではありません。この式はなんと六通りもの意味があり、それを「図」でびっくりするほどきちんと示しているのです。
ですから「図」で考える習慣がつくことで、それらの意味がしっかりとわかるだけでなく「本当の実力」が身につくという筆者の指導法には納得です。
うちの子どもは、四年生から予習シリーズを使って受験勉強を始め一年半ほど経ちました。でも、通っている塾の指導は解き方のパターンをただ暗記させるという感じになっているのが心配でした。
そこで、この夏休みに今まで習ったところをこの本のやり方で復習をさせました。そのせいでしょうか、五年生の下巻にはいってから特にこの本の解き方がフィットしてきたようです。テストの結果もグンと上がってきました。
下巻のずっと先のほうまで一通り目を通してみたところ、この本のやり方をマスターしていればほとんどの問題がしっかりと解けるということを実感しました。
今、通っている塾の先生にも見てもらいましたが、10月〜12月の一番大変な時期にとても役に立つ考え方だとおっしゃっていました。別の塾に通って中学受験をした上の娘にも見せたところ、六年生になって受験対策にも充分使える、といっていました。
予習シリーズを使って勉強している小学校五年生には絶対に役に立つ本だと思います。
すべての問題が解ける、は言いすぎでは? ★★★☆☆
著者は以下のように言っています。
・「わける」「そろえる」だけで、中学入試問題の80%が解ける。
・さらに「ひろげる」を使えばすべての問題が解けるようになる。

しかし、いくつかの問題については後講釈のように感じます。つまり、まず解法があって、後から「ここに『ひろげる』を使っている」と言っているように感じます。「わける」「そろえる」「ひろげる」の定義が明確ではないので、なんとなく「ひろげる」といえそうなものは、「ひろげる」で解けます、と言っているように感じます。

例えばP.175の場合の数の問題などは、子供に「ひろげる」を使って解いてごらん、といっても解けないでしょう。もし解ける子がいたら、それは「ひろげるを使って」というヒントをあげなくても解ける子だと思います。

といっても、この本で書かれていることをすべて否定するわけではありません。比を使った問題などは、「ひろげる」という考え方は有効だと思います。著者はパターン化された学習を否定されていますが、パターンによっては著者の説き方は有効だと思います。
すごい! ★★★★★
算数がとても苦手…本当にどうしようもなく…というお父さんお母さん必見です。塾教材をこのやり方で解いてみてください。試行錯誤はあるものの、解りやすいやすいかな?と思います