マルチマイクという題名になっていますが
マイクヴァンダイクの曲だけで構成されているのみならず
ＤＪＭＩＸになっています。

はじめはよくわからなかったのですが何度も聞くうちにすごく好きになりました。
もう１０年近くこのＣＤを聞いていますが全く飽きません。
他にもいくつかテクノやハウスのＣＤやＤＪＭＩＸを買っていますが
１０年も聞いて飽きないのはこのＣＤだけです。
このＣＤに出会えて本当に嬉しいです。

前半はピコピコした感じからゴリゴリした感じのトラック物。
中盤からトランスというかシンセのきれいな感じになりつつ
電気グルーヴの虹を迎えた後は
MobyのEverytime you touch me feel like i need some more!!という
昔流行した良い意味で古い感じのボーカルモノのテクノになって
すごくすごく幸せな気分になります。

このＣＤのベースはどの曲もすごいかっこいい。
メロディーとコードはきれいで分かりやすいのが多い。
リズムは音が良い意味でかっこつけすぎてないのが良い。
全体的に音は白くてさっぱりした感じなので
クラブで遊んだ徹夜明けで寝るときにも良い。
もちろんノリノリなので通勤など移動の時にも良いです。

ＤＪＭＩＸ自体はターンテーブルで
ライブでやってるのではないので
ズレを修正したりスクラッチしたりすることはないし
クラブの客の声も入っていないが
ソフトで合わせている分
混ぜるタイミングはよく考えられているし
キーとピッチもよく合わせられているし
ストーリー性もあるので何度聞いても飽きません。

（わがまま言えば中盤に
Multi personality is larger than reality, More more more!
という声のGlowの名曲を入れてほしかったです。
この曲はこの声のあとのベースとリズムがすごい良くて
命を救われました。題名もMulti Mijkだし合うかと。）

マイク・ヴァン・ダイクを知ったのはＰＳのゲームのサントラ限定版２枚組み。　大勢のツワモノの中でも何かしら引かれる所があり、その後マインドコントロールとチームワークを聴いた。　なんか想像と違うな？と思っていたら、やっぱり、ホントはこの音なのですね。　今、聴き返すと「チームワーク」も上品な出来だと再評価。　でもグイグイ引っ張っていくトランス感覚はこれが最高。　廃盤なのが残念だ。　中古でも時折見かけるけど、再販して欲しい企画版です。　見つけたら即ゲットするのが吉。　もっとＭａｒｍｉｏｎとかマイクログローブのも出して欲しいな、、、。