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モンスターハンター 魂を継ぐ者3 (ファミ通文庫)

価格: ¥672
カテゴリ: 文庫
ブランド: エンターブレイン
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ここがクライマックス ★★★★☆
巨大な蟹シェンガオレンの襲来を数十人のハンターで撃退するのが主軸。
古竜クラスのモンスターの描写が上手く、どれだけ困難なことかがよく伝わってくる。
でもなぜシェンガオレンにしてしまったのだろう・・・?
ラオシャンロンならば古竜の説明がもっと楽にできただろうし、話の展開にもぴったり当てはまる。この一冊を蟹で染めたかったとか作者の気まぐれかな?

〜魂を継ぐ者〜ではこの3巻が一番のクライマックスで面白いかと思います。
正にノベライズ! ★★★★☆
主人公が1巻でハンターを始めてから物語の中で6年が経った今作、遂にモンスターハンターの醍醐味のひとつと言える巨大モンスターとの戦闘がノベルで描写された。
正確にはゆうきりん氏のノベライズでも描写されているものの、今回のように正当なクエストでの戦いを描いたものは初めてである。
その内容はというと、正にノベライズと言うべき出来栄えである。
何十人ものハンターが死力を尽くしてようやく撃退できるか否かという、予断を許さない本来あるべき巨大モンスターとの戦いが描かれている。
ゲームではシステム上最大4人でしか戦えず、また作業になってしまいがちな巨大生物との戦いを、途中にアクシデントを交えて丁寧に描いている。
また、ファミ通キャラとのコラボも描かれているが、ゆうき氏の作品で登場した「エンタロウ」と違って要所要所で登場させている為、そういうコラボが好きでない人も気にせず読めるのも好印象である。
ゲームでシェンやラオ相手に「覇弓装備で火事場+2、もう楽勝だけど時間かかってタルい」と思った人、是非一度読んでみてはいかがでしょうか?