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新訂 孫子 (岩波文庫)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 岩波書店
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必読書。 ★★★★☆
孫子の兵法として名高い“原書”である。経営書として読まれることが多いが、生きていくうえで必要な知恵が得られる。難しいと思わずに座右に置いて時折目を通したらいかがであろうか。
青年へ推薦する書の一つ ★★★★★
中国の古典の中でも最も有名な書の一つ。兵法が書かれているが置換力を駆使すれば現在の様々な事象で活用できる。重要な意思決定をする立場になる前に読んでおくとよい。さらに孫子の中でも岩波のものが訳者のバイアスが少なく推薦できる。
孫子の作者は孫武 ★★★★★
本書の解説では、孫子の作者を孫武ではなく、孫ヒンとする説が出されているが
これは古い説です。
孫ヒンは孫武の子とも孫ともされているが、両者の間には150年くらいの時間軸の開きがあり。
子供や孫と考えるのは、無理がある。曾孫かそのさらに子供か孫くらいと考えるのが妥当でしょう。
何れにしても、両者には何らかの血縁関係があったと言われています。
また、孫武に関する記述はあまりにも少ないこともあり、孫武は孫ヒンが自らの血筋を高めるために広めた架空の人物であり。
孫ヒンこそ、孫子の真実の作者との説が、長らく有力でした。
しかし近年、考古学上の大発見があり、そこから孫武こそ孫子の作者と断定されました。
いまに続く孫子は、三国時代の魏の曹操が注釈したものが伝わっているモノとされています。
もっとも、孫子と言われる書は、三国時代にもすでに多数の偽書や注釈書があったと考えられ、曹操が注釈したものも真実、孫武が書いたものであったかはわかりませんが

孫子では、敵国を傷つけず降伏させる事こそ、もっとも優れた策と断じています
戦いに長けたものは身辺を固め誰でも打ち勝てる状態を固めた上で、敵国が誰もが打ち勝つ事が出来る状態になるのを待つとあります。
そのための方法として、いささか耳が痛いこともかいています。
「隣国の優れた家臣は冷遇し、無能な家臣は厚遇せよ」と書かれています。
我が国の政治家で、隣国にやたら厚遇される人物が、何人かいますが、彼らにこの言葉を是非、聞かせてあげたいものです。

何れにしても、孫子が数千年に渡り読み継がれたのは、時代を超えて、人の世の全てに通じる真実が、ここにあるからだと理解してください。
軍事学として軍人が学ぶだけではなく。政治学として政治を志す者が読む本でもあり。思想や処世術あるいは教養や哲学として全ての人が読む価値のある本です。
私としては是非、義務教育の場で、墨子や孫子を学ばす時間を設けて欲しいと思っているくらいです
自分の会社の社長がダメ人間に見えるので注意! ★★★★★
組織の作り方のバイブルです。

じっくり読むと上司や社長がダメダメ人間に見えてくるので注意が必要です。

それくらい組織のあり方、動かし方、目標設定の仕方の「本質」が簡潔にずばりと書いてあります。

孫子は戦争のやり方を解説した本ではありません。

勝つため、平和を長く続かせるためのバイブルです。

孫子が作られたころは外交が戦争という手段が大きなウエイトを占めていたので、戦争を中心にすえて書いてありますが、その本質は、物事の段取りと進め方です。

「戦争」を「会社の売り上げ」
「君子」を「社長」
「将軍」を「現場の上司」
「兵隊」を「社員」
と置き換えると、成功する会社の模範が浮き上がってきます。

■成功する会社は、「成功が見えてから」動く。

成功しない会社は「動いてから」成功しようとする。(事前のシュミレーションが最も大事)

■社長が現場の上司の意見を聞かずに現場に指図すると社員は混乱するだけ。(いったんGO命令を出したら現場のことは現場に任せなければいけない)

■社員に売り上げを上げないと大変なことになるいう状況をそれとなく作り出す。(売り上げを上げろという命令ではなく、売り上げを上げざるを得ない状況・環境を作る)

自分の会社を想像しながら読むと戦争に負ける組織にそっくりな場合があり、もはや笑いが出てきます(笑)。

段取りの重要性が痛いほどわかります。サラリーマン以外にも人は何らかの組織に属しています。

会社・家族・趣味サークル・友人同士の集まり

これらの統制の仕方がわかります。

実際、社長に孫子の要点を話したところ、うなっていました(笑)。

2000年前のものが現代まで残っている理由が分かります。人生のバイブルになるでしょう。

サラリーマンは必須です!
新訂 孫子 (岩波文庫)
内容が求めているものと違った。 ★★☆☆☆
本書は、兵法書である。
その主たる目的は戦争に勝つこと。
まさにその一点だと思う。

内容は興味深いし、表現も洗練されているし、日常への応用もあるかもしれない。
が、「中国の思想に触れたい」「教養を深めたい」という目的であれば、
「論語」「大学」など四書五経の方が面白い。