ブロッケンとジェイドの悲しい物語。
新しく過去は出来ても、
自分が生きた過去が戻ってこないなんて。

このあたりまでかなり面白かったのにな〜。

歴史のねじ曲がりによりベルリンの赤い雨を
失ってしまうジェイド。

このまま本当は実力者なんだけど運に恵まれず
負けちゃう的ないつもの展開に行くのか？と思いきや，
思いもかけず充実した名勝負だったのには大満足。

これで第１シードの試合は全て終わったが，
残ったメンツをどう処理していくのか？と
ワクワク以上に混乱してしまうほどのこの豪華メンツ。

マシンガンズは早々には負けないだろうし
万太郎チームはカオスが伏線残しまくりだしそもそも主人公だし，
時間超人たちは存在が薄いものの，負けたら話が終わっちゃうし
正義超人ばかりが残ってもこれまた話にならないし・・・
１０巻にしてまだまだ勝負は序盤。展開は全く読めない。

今回はトリニティーズｖｓヘル・イクスパンションズ。
9巻で仲間割れしたトリニティーズは途中でジェイドの新必殺技の炸裂などもあり途中見せ場を
作るが、やはりイクスパンションズは強かった…みたいな感じの話。
ただトリニティーズの友情はけっこうほろりとくる。

これで1回戦がすべて終了。続いて2回戦の抽選が始まったところで10巻は終了。
すでにプレイボーイの方では2回戦が途中まで進んでいるが、知らない人はすごい組み合わせが
気になる。

究極の超人タッグ編も10巻目に突入したわけですが、ちょうど一回戦終了まで描かれてます(長かった…)。トリニティーズvsイクスパンションズは前巻と合わせて見どころも多く、内容的にも面白いものでした。個人的なツボはネプチューンマンの「エーイ、エーイ」の掛け声と、アンダーテイカーばりの起き上がり方でしょうか(笑)。さて、次巻ではマシンガンズが登場!そちらも期待です。

究極の超人タッグ編も10巻に到達しました。現在の試合のペース配分を考えると
こりゃ間違いなく20巻まで確実に出ます(笑) 相変わらず表紙がカッコいいですね。
セイちゃんなんか目が血走って毛が逆立ってます。良いですよ〜改心せずこのままで
終わってくれるとある意味完璧なんですが、最後は元に戻りそう。それと修正が
入っていてセファーターの言葉がセファーに。そこはセファーターの方が
良いんだけどなぁ。。あの技ホントに足が鎌になってたんですね。

そして今回の見所といえばはツンデレ超人スカーのツンデレ振りと相方の彼が
魅せるゲルマン魂です。あと巻頭の表紙がマウンテントーナメントなんですが
これが凝っていて初代のコミックを読むと元ネタがあったりします。
巻頭の部分では嶋田先生がタキシードを着てますがアレの衣装合わせですかね。
続巻でそれに関するコメントが出ると思いますが、嶋田先生おめでとう御座います。

最後に。帯と巻末のコメントは濱口さんです。以前『よいこの企画案』という番組で
キン消しの事を有野課長に熱く語ってましたけど濱口さんはホントにキン肉マンが
好きなんですね(笑)